行事
"不夜庵忌(ふやあんき)は、太祗(たいぎ)の死を記念する日であり、8月9日に祭られます。 太祗は江戸時代中期の俳人で、生涯を通して夜なしで生活した不夜庵に滞在しました。元来は遊郭の島原にある不夜庵で友人の与謝蕪村と共に暮らし、酒を好み、仏に祈る時も神に祈る時も俳句を詠みました。彼は宮商洞や三亭という俳号を用い、数冊の俳句集を著しました。重い飲酒癖が原因で脳出血を起こし、明和8年に亡くなりました。京都の光林寺に埋葬されています。"