動物植物
"大紫(おおむらさき)とは、春に詠まれる季語で、蝶の一種を指す。日本の国蝶として知られる『オオムラサキ』はタテハチョウ科で最大のチョウで、翅は約9センチの大きさで、黒っぽく、雄の前翅に紫色の光沢があり、赤・白・黄色の斑紋がある。幼虫はエノキの葉を食べ、日本昆虫学会により国蝶に選定された。また、ツツジ科の植物も『大紫』と呼ばれ、5月に濃紫色の大輪の花を咲かせる常緑低木であり、公害に強く造園でよく使用される。"