奈良晒


生活

  • よみ : ナラザラシ
  • 季節 : 夏の季語
  • 四季の節気 : 三夏
  • 時期 : 5月6日 ~ 8月7日 頃

"奈良晒(ならざらし)は江戸時代に隆盛し、高級麻織物として知られるようになった。徳川幕府の御用達品としても認められ、武家や町民に贅沢品として親しまれた。生産工程は、苧(大麻の繊維)を糸にし、織布してから晒し工程を行う。現在は伝統工芸の一環として小規模に生産され、茶道具やのれん、タペストリーなどに用いられている。奈良晒業は明治維新後に需要が減少し、現在では工芸品として復活している。"