動物
"寒立(かんだち)は冬の季語であり、青森県下北半島の尻屋崎に放牧されている馬を指す。特に厳しい冬の寒風に晒されながら生き抜く様が印象的で、『寒立馬』と呼ばれるようになった。この言葉の起源は、昭和45年に岩佐勉氏が詠んだ短歌「東雲に勇みいななく寒立馬」に由来し、その後俳句で使われるようになった。『最新俳句歳時記』にも記載があり、岩佐氏の短歌がこの季語の発端となっている。"