小忌衣


行事

  • よみ : オミゴロモ
  • 季節 : 冬の季語
  • 四季の節気 : 仲冬
  • 時期 : 12月7日 ~ 1月4日 頃

"小忌衣(オミゴロモ)は、日本古代からの祭服であり、大嘗祭や新嘗祭などの宮中の神事に関わる祭官や舞姫が着用する上着のことを指す。清浄を象徴し、白麻布製で春草や梅、柳、鳥などを青摺模様で表し、右肩に赤紐を掛ける特徴がある。舞楽の演奏時に舞人や歌方が着用する小忌衣には、袍の形で桐竹文または棕梠文を表し、赤紐は左肩につけられる。神職や舞舞者が着用するこの祭服は、日本の伝統と儀式に根ざしている。"