行事
"「山上詣(さんじょうもうで)」は晩夏の季語で、山の頂にある神社や仏閣に参拝することを指します。夏の盛りを過ぎ、涼しさを求めて高地へと足を運ぶ人々が増える時期で、山の神仏に感謝や祈りを捧げる風習が古くから続いています。山上の清々しい空気や豊かな自然に触れ、夏の疲れを癒すとともに、次の季節を迎える準備の気持ちを整えます。山上詣は、自然への畏敬と共に訪れる静かな晩夏のひとときです。"