植物
"山女の花(やまひめのはな)は晩春の季語であり、山地に自生する蔓性植物である。雌雄同株で、若葉の脇に薄紫の雄花と雌花が房状に咲く。目立たないが心を引かれる花である。アケビ科の木性つる植物であり、本州から九州の丘陵地から山地に分布する。花は雄雌異花で、雄花が花序の先端に、雌花が付け根につく。果実は淡紫色で、熟すると裂けて黒い種子が露出し、鳥や哺乳類に食べられる。俳句では晩春の季語である。 "