行事
"『抜参』は、江戸時代の風習である親や店の主人に黙って在所を抜け出してお伊勢さんにお参りすることを指す季語である。南川閏句集『種袋』に収録されたこの季語を使った句は、作者の妹から故郷に顔を出せという手紙を含んだ茶目っ気のある句などがある。"