天文
"有明月(ありあけづき)は、明け方に空に残る月のことで、夜の月とは異なる繊細な薄明かりを指します。古くは旅人が出立する際に有明の月の影を踏む風習が詠われ、百人一首にも関連する歌が存在します。月齢15前後から29までを指し、満月後に朝方に残る月を表します。電気がない時代には真夜中に月明かりを見ながら待ち続ける辛さが伝わり、有明の月は一瞬だけでも心を癒やし、時を共有できる存在だったことが窺えます。"