植物
"末摘花は、染料や化粧品の原料となる花で、山形県最上地方が有名な栽培地です。古くは『源氏物語』にも登場し、花びらから紅を取ることができることからこの名がついたとされています。原産地はエジプトで、日本にはシルクロードを経て五世紀ごろに渡来した越年草です。末摘花は夏に咲き、紅をとることが特徴です。"