植物
"楊梅の花(やまもものはな)は仲春の季語で、ヤマモモ科のヤマモモ属に属する常緑高木。関東や福井県よりも南西部の暖地や沿岸域に自生し、四月ころ開花する。雄花は褐色で、雌花序は赤い。入梅の頃に実を熟し、ジャムや果実酒に利用される。ヤマモモは根に共生細菌を有し、公園や工場の緑化木や街路樹としても植栽される。雌雄異株であり、複数の木が存在しないと実が結ばない。果実は夏に熟し、酸味のある集合果となる。"