植物
"母子草(ははこぐさ)はキク科の多年草で、人里近くのどこにでも自生している。全体が白っぽく柔らかな感じで、小さなつぶつぶの黄色い花を球状につける。春の七草の一つであり、葉や茎は白軟毛を密生させる特徴がある。日本全土で普通に見られ、薬効としてはせきどめに利用される。昔は草餅の材料だったが、明治時代からは「蓬」が材料に。名前は母親が子を包むように見えたことに由来する。開花時期は4月から5月末頃で、柔らかい緑色の葉から黄色い花が咲く。"