植物
"浮葉(うきは)は初夏の蓮の浮葉のことで、蓮の地下茎から伸びた柄の先に丸い小さな若葉が生じる。中国では銭荷と呼ばれ、薄緑の新葉が水面を覆う風景が涼しげである。俳句や句集にも登場し、蓮池や波の中に揺らめく浮葉を詠んだ詩が多く残されている。"