時候
"「涼新た」は秋の初めの涼しさを表す季語で、立秋以降の初秋の涼しさを指します。残暑が過ぎ、秋らしくなってくる頃の涼しさを表現する言葉であり、『俳諧御傘』(1651年)に由来します。秋の涼しさを感じる時期を新たに涼しさが訪れたと呼ぶことからこの季語が用いられます。例句として、新涼や蟹のさ走る能舞台(吉田鴻司)などがあります。"