水菜


植物

  • よみ : ミズナ
  • 季節 : 春の季語
  • 四季の節気 : 初春
  • 時期 : 2月4日 ~ 3月5日 頃

"水菜はアブラナ科の野菜で、京都を中心に江戸時代から栽培されてきた。近縁種にミブナが存在し、ミズナは株元から分枝して多数の葉を付ける特徴がある。一株で百以上の葉をつけ、葉は深い切れ込みがあり、葉先は尖る。京の菜物としても知られ、関東では京菜と呼ばれる。淡緑色で淡白な味と舌触りがあり、早春の食材として喜ばれる。壬生菜も同じアブラナ科で、水菜と並び京都の伝統野菜。水菜には無いピリッとくる辛さを持ち、細長く丸い形をしている。京都壬生が原産地で、ヒイラギナやセンボンナなどの別名もある。"