植物
"沢瀉(おもだか)は、オモダカ科の水草で、水中に自生する多年草。特徴的な矢じり形の葉と三片の白い花を咲かせる。北海道から琉球、アジアに広く分布し、水田や池などで見られる。中国原産のクワイと近縁で、食用の球茎を形成する。俳句では夏の季語として使われる。かつて弓矢が主力武器だった時代には、オモダカは「勝軍草」とも呼ばれた。花言葉は「信頼」「高潔」「秘めたる慕情」。近縁種のクワイは正月料理の縁起物であり、塊茎の大きさが異なる。"