泥鰌鍋


生活

  • よみ : ドジョウナベ
  • 季節 : 夏の季語
  • 四季の節気 : 三夏
  • 時期 : 5月6日 ~ 8月7日 頃

"泥鰌鍋は夏に食べられる鍋料理で、割いた泥鰌や一匹の泥鰌を笹がきにした牛蒡と一緒に煮て、卵で閉じるのが一般的です。泥鰌、牛蒡、卵とも栄養価が高く、夏にぴったりの食事とされています。泥鰌鍋は泥鰌汁や柳川鍋とも呼ばれ、歴史的仮名遣いでは「どぢやう」と書かれていましたが、江戸時代に「どぜう」とも書かれるようになりました。泥鰌は活発に動くため「土生」とも呼ばれ、鰻と同等の栄養価があると言われています。夏の暑い時期に汗をかきながら食べることを想定している、力強い季節感のある料理です。"