植物
"玉巻く葛(たままくくず)は、初夏の季語であり、葛の若葉を指す言葉です。葛はマメ科のつる性多年草で、塊根からデンプンや茎から繊維を得ることができる有用植物です。葛の葉は三出複葉であり、日が沈むと就眠運動により小葉付け根にある葉枕が折れ曲がるため、小葉三枚が丸く玉に見える特徴があります。このような特徴が、玉巻く葛という季語に繋がっているとされています。"