動物
"綿虫(わたむし)は、晩秋から初冬にかけて青白く光りながら浮遊する昆虫で、初雪の頃に出現します。総称はアブラムシ科の綿油虫類で、弱々しく飛んでいる姿が特徴です。雪虫とも呼ばれ、北国では雪が近いと信じられています。明治以降は注目され、詠まれることも多い季語です。北海道では昆虫類の中ではトドノネオオワタムシなど数種がユキムシとして知られており、雪の到来を知らせる風物詩として親しまれています。"