植物
"若布(ワカメ)は日本人が古くから食べてきた海草で、春先に胞子嚢が茎の両側にできます。季語には若布刈竿や若布刈鎌などがあり、主に関東以南の海岸で見られます。舟に乗り、眼鏡をつけて竹竿の先に小さな鎌を持って刈り取る方法や海女が海底に潜って採取する方法があります。俳句では、若布を担ぐ姿や海辺に打ち上げられた若布など、若布にまつわる情景が詠まれています。"