行事
"菖蒲葺くは、端午の節句前夜に軒に菖蒲を葺く風習であり、武士や庶民にも広まった。菖蒲に蓬を添えて葺くことで、夏の毒虫や火災を防ぎ、邪気を払う意味がある。一部では樗や真菰の花を葺く地方もある。関連語に菖蒲挿す・軒菖蒲・蓬葺く・樗葺くがある。俳句にも登場し、子季語としても使われる。"