植物
"蕨手(わらびて)は、季語のひとつで、握り拳のように巻き曲がっている早蕨(さわらび)を指します。また、曲線の先端が早蕨のように巻いている意匠も指します。刀の柄つかや神輿(みこし)の屋根などに蕨手の形が見られ、春の季語として用いられます。早蕨は山菜で、若葉がまだ開かずに先が巻いている状態の蕨のことです。日本の風物詩の一つであり、季節感を表現する際に使われる俳句の季語になっています。"