行事
"薬子(くすりこ)は平安時代に元日に宮中で供御の屠蘇などの毒味をする未婚の少女を指す言葉です。延命長寿を願って天皇に歯固と薬を献じる儀式で、最初に大根・押鮎などの歯固、次に薬を供します。薬は屠蘇、神明白散、度嶂散を酒に入れて供し、最初に薬子と呼ばれる少女が飲んだ後、後取の蔵人に授けられます。"