蓑蛾


動物

  • よみ : ミノガ
  • 季節 : 夏の季語
  • 四季の節気 : 三夏
  • 時期 : 5月6日 ~ 8月7日 頃

"蓑蛾(みのが)は昆虫の一種で、鱗翅目ミノガ科の総称。雄は黒褐色で飛び、雌は翅が退化して蛆状で蓑の中で過ごす。雄が飛来するのを待って交尾・産卵する。ミノムシとして知られる幼虫もいる。蓑蛾は日本に5000種以上の種が存在し、夜行性で灯火に集まる。また、天蚕や樟蚕からは繭を採取し、その糸は貴重である。国内では沖縄県与那国島に棲息するヨナグニサンが、世界最大の蛾として有名。蝶との違いは、蝶は昼行性で蛾は夜行性であることなどが挙げられる。"