動物
"蓑蛾(みのが)は昆虫の一種で、鱗翅目ミノガ科の総称。雄は黒褐色で飛び、雌は翅が退化して蛆状で蓑の中で過ごす。雄が飛来するのを待って交尾・産卵する。ミノムシとして知られる幼虫もいる。蓑蛾は日本に5000種以上の種が存在し、夜行性で灯火に集まる。また、天蚕や樟蚕からは繭を採取し、その糸は貴重である。国内では沖縄県与那国島に棲息するヨナグニサンが、世界最大の蛾として有名。蝶との違いは、蝶は昼行性で蛾は夜行性であることなどが挙げられる。"