蚊帳の名残


生活

  • よみ : カヤノナゴリ
  • 季節 : 秋の季語
  • 四季の節気 : 三秋
  • 時期 : 8月8日 ~ 11月6日 頃

"「蚊帳の名残(かやのなごり)」は三秋の季語で、夏に使われた蚊帳が秋になっても片付けられず、そのまま残っている様子を指します。涼しくなり蚊が少なくなる秋口、蚊帳の存在はほとんど役目を終え、日差しや風を通す古びた布越しに季節の移ろいを感じさせます。 蚊帳は、夏の風物詩でもあり、その名残りが秋の寂しさや静けさを一層引き立てます。揺れる蚊帳や、微かに残る布の香り、陽が差し込む風景には、夏の名残りとともに過ぎゆく時間の儚さが込められています。この季語には、夏から秋への微妙な季節の変わり目を味わう情感が漂いますね。"