植物
"ハゼノキはウルシ科ウルシ属の落葉小高木で、紅葉する美しい木であり、木蝋(Japan wax)の主原料として利用される。日本では江戸時代に琉球王国から導入され、ウルシの代替として栽培が広まった。葉は勝手枠で、秋に真っ赤な紅葉を見せる。果実からは木蝋が採取され、和蝋燭や化粧品の原料として利用される。また、木材も工芸品などに利用される。ハゼノキは江戸時代に木蝋の資源植物として栽培が広まり、斑鳩層蝋や櫨染(はじぞめ)などにも利用されてきた。"