動物
"袋角(ふくろづの)とは、シカの成長途中の角で、まだ柔らかく袋状の形をしているものを指す季語です。シカは毎年春に角を落とし、新しい角に入れ替わります。この新しい角が成長途中で硬化する前の柔らかい角を袋角と呼び、角研ぎを行う際に使います。袋角は成長すると枯角と呼ばれるようになります。角研ぎの際には樹木の幹などに押し当て、その痕跡を痕跡(フィールドサイン)と呼びます。"