時候
"『身に入む』は秋の冷気や寂しさが深く心にしみることを表す季語で、和歌や俳句で用いられる。秋の冷やかさや寂しさを表現し、感覚的な響きが強い言葉である。『身にしむ風』や『身にしむ秋』といった表現があり、江戸時代の俳諧集『花火草』に初出。俳句では、身に入むや身にしむを用いて、秋の風や風景、人々の情景を詠んだ句が多く見られる。"