生活
"「つりしのぶ」はしのぶ草の根茎を使って作られ、古民家の軒や出窓に吊るして夏の涼しさを楽しむ風物です。風鈴が付けられたものもあり、涼を呼ぶ季語として知られています。餐館や料理屋で見かけることもあり、湧水と一緒に配置されたり、山野草と一緒に寄せ植えにされたりします。熊本では梅雨明けが遅れ、梅雨後の猛暑について心配される中、つりしのぶも夏の涼しさを待ち望んでいる様子が伝えられています。"