植物
"通草(あけび)はアケビ科の蔓性落葉低木で、春に花を咲かせ、秋に淡紫色の実をつける。実は楕円形で十センチほどであり、熟すと縦に大きく割れ、黒い種を包む甘く美味しい白い果肉が特徴。通草は本州から九州の山野に自生し、古くから食用として利用されてきた。関連季語には木通や山女があり、近縁種にはミツバアケビも存在する。"