動物
"雪虫(ゆきむし)は、雪解けの始まる二月頃に現れるアブラムシの一種であり、体長は5mm前後で全身が綿で包まれたように見える。羽を持つ成虫が飛ぶ際に蝋物質を身にまとい、それが雪を思わせる姿となる。北海道や東北地方では冬の訪れを告げる風物詩とされ、雄は口がなく寿命は短い。俳句では冬の季語であり、初春に出現する別種の雪虫(セッケイカワゲラ)も存在する。"