生活
"簗(やな)は河川に設けられる漁獲用の仕掛けで、鮎・鯉・鰻を主に対象としている。簗は観光用がほとんどで、河川の流れを堰き止めて魚を誘い込み、簀棚や筌で捕える。季語としては、春の上り簗と秋の下り簗があり、季節ごとに設置される。具体的には、那珂川では夏から秋にかけて簗が設置され、大型の簗を完成させるには家1軒分の費用がかかると言われている。簗漁は排他的な要素を持ち、夏から秋の風物詩となっている。"