生活
"鹿火屋(かびや)は秋の季語で、山の田畑を鹿や猪から守るために火を焚いて臭いを燻らせる行為を指す。鹿火はこの火のことで、その番小屋が鹿火屋。この番人は一晩中大声を上げたり、板や銅鑼を打ち鳴らしたりした。また、鹿火屋守は鹿火を焚くための小屋を指す。鹿・猪垣や鹿・猪小屋も同様に田畑を守るためのものである。鹿火屋関連の俳句では、秋の稔りを食べに来る鹿や猪を防ぐための行為やその環境が描かれている。"