植物
"「ちちうりのき」はパパイヤのことで、パパイヤ科の小高木であり、夏の季語とされています。パパイヤは中南米原産の果物で、16世紀にスペインによって発見され、世界に広まりました。日本では明治時代半ばに入り、沖縄や西南諸島で栽培されています。パパイヤはビタミンCやカロテンが豊富で、消化促進やがん予防効果があります。果実のオレンジ色にはリコピンが含まれ、肺がんなどの予防に役立ちます。また、パパインという酵素が含まれており、消化を助けたり、肉料理の柔らかさを増したりする効果があります。"