生活
"稲架(はさ)は、刈り取った稲を乾燥させるための木組みで、竹や木を組んだ構造物のこと。稲掛けとも呼ばれ、北陸や出雲地方では段数の多いものもある。乾燥した地域では田の面や畦に並べて干すことも行われる。稲架木は主にハンノキやタモノキで作られ、稲架木に掛けて稲を干すことで、「はさかけ米」として知られる。稲を乾燥させるための天日干しは、地域によってさまざまな呼び名で呼ばれており、地干しや立干し、架干し、棒掛けなどの方法がある。"