植物
"搗布(かじめ/かぢめ)は、コンブ科の褐藻植物であり、本州中部の太平洋岸の岩場に生える。静岡県相良付近では「さがらめ」「ひとつばね」とも呼ばれる。食用やヨード製品の原料として利用される。搗布は岩上に付着し、葉は革質で黒布とは異なり皺がない。伊豆では5~15メートルの深さで生育している。季語としては春の植物として分類され、春の季語「か」や「三春」に含まれる。"