動物
"冬の蛾(ふゆのが)は冬に生き残る蛾を指す季語で、冬でも活動している蛾を表現する。寒さに弱く、動きが鈍くなる冬の蛾は、最後の力を振り絞って飛び回る姿が哀れであり、生命への執着を感じさせる。『増補俳諧歳時記栞草』により季語として取り上げられ、冬の蛾だけでなく冬の蜂、冬の虻、冬の蝶も季語となっている。寒さが厳しくなると、動きが鈍くなり、生死の境を彷徨う様子を表すために、「凍蝿」などの表現も用いられる。"