時候
"冱つる(いつる)は冬の季語で、寒気にあって凝結することを表す。凍る同義語として使用され、凍るように感じられる状況にも用いられる。俳句では寒気にあう情景や凍りつくような感覚を表現する際に使われる。例として、庭草のよごれしままに風の凍(白雄)、うらの戸や腹へひびきて凍て割るる(一茶)、冱つる夜を炙りて召せと酒の粕(長谷川櫂)などがある。"