動物
"初鴨(はつがも)は仲秋の季語で、九月ごろに渡って来た鴨を指す。静かな沼に数羽程度現れることが多い。鴨は翌春に北に帰り、北方で繁殖する習性がある。秋に北方から飛来し、少しずつ渡りのカモが増えていく。関連する季語には初春の「引鴨」や冬の「鴨」がある。鴨は古代から好んで食べられており、日本では庶民向けの食材とされてきたが、肉食禁断令の例外として食用とされていた。"