生活
"「夏足袋」は夏の季語で、夏用の薄地の足袋のことを指します。和装の夏の正装には欠かせないアイテムであり、着物姿で清涼感や涼味を演出します。基本的には白地の単足袋が指され、裏のない一重のもので素材はキャラコ・木綿・繻子・絹などです。保温を目的とする冬の「足袋」とは異なり、涼しげな印象を与えます。洋風化が進んでいる現代でも、着物姿の足元に真っ白な夏足袋を見ると清々しく感じられます。一見素足の方が涼しげに見えるかもしれないが、実は真っ白な夏足袋を履いた方が涼しげに見えるというのが特徴的です。"