植物
"天津桃(てんしんとう)は、中国から日本に渡来し、奈良時代以来栽培されている桃の品種である。水蜜桃から改良された多くの桃の品種が存在する。俳句においては、秋の季語として使われ、『桃の色目におさまりて富士見哉』や『瀬戸に咲く桃の明方の明日の船待つ』など、季節感を表現する俳句が詠まれている。他にも桃提げて伏見の戻り夕月夜や桃にそへて挿す菜の花のひかりかななど、桃をモチーフとした俳句がある。"