植物
"富草(とみくさ)は稲の古名で、稲の花の別名です。俳句では初秋の季語とされ、稲穂に綿毛のような花がつく特徴があります。稲の開花は一本ごとに雄しべが破れ花粉が飛び、雌しべに受粉する過程で行われます。開花時間は通常10時〜12時で、花が咲いている時間はおよそ2時間ほど。茨城県などの米どころでは、富草の花として初夏に稲の花が風に揺れる風景が見られます。"