摩耶詣


行事

  • よみ : マヤモウデ
  • 季節 : 春の季語
  • 四季の節気 : 初春
  • 時期 : 2月4日 ~ 3月5日 頃

"摩耶詣(まやもうで/まやまうで)は、神戸市儺区の摩耶山利天上寺へ陰暦二月初午の日に参詣する風習である。近在の農家が馬を曳いて参詣したことから「摩耶参」や「摩耶昆布」と呼ばれている。今では三月春分の日に行われ、摩耶昆布が土産として売られている。摩耶詣は、かつては3000頭もの馬や人々が参詣し、馬の息災と無事繁栄を祈願していた。近隣の六甲山牧場から馬を借りて、平成5年に復活した。摩耶山では春山開きの儀として修験者の護摩供やポニーのショーが行われる。馬には摩耶昆布が授けられ、昆布は摩耶山への海産物の奉納に由来する。摩耶山には多くの句碑が建立され、俳句愛好家も訪れる場所となっている。"