植物
"枯蓮(かれはす)は、寒い風が吹く頃の蓮を指す季語です。葉や実が朽ちて無残な状態になる時期であり、この頃には蓮根掘りが始まります。枯れた蓮の姿は、折れた矢や刀が残された中世の戦場を連想させ、また移ろう時の儚さや無常の世界を表現しています。この季語は、古典俳句や近代俳句において季題として用いられ、枯れた蓮の風景から抽象的な美を見出すこともある。例えば長谷川櫂の句「蓮枯れて龍の眠れるところかな」などが代表的なものである。"