生活
"楮蒸す(こうぞむす、かうぞむす)は、手漉和紙を作る際の作業のひとつであり、楮の束を蒸し桶で蒸して楮の皮をむきやすくする工程を指す季語である。和紙の原料となる楮はクワ科の落葉低木で、成木は3メートル余りになり、強靱で光沢があり手漉き和紙の主要原料として利用される。紙は古くは中国で生まれ、やがて日本に伝わり、手漉き和紙の歴史も深く、江戸時代以降は生産量が増加し、日常生活に欠かせない素材となった。小川和紙など、手漉き和紙の産地も存在し、楮のみを使った細川紙は国の重要無形文化財に指定されている。"