植物
"浜防風(はまぼうふう)はセリ科の多年草で、海浜の砂地に自生する植物。根には薬効があり、砂の飛散を防ぐ働きも持つ。葉は丸みを帯びて切れ込みが深く、茎は短く紅紫色をしている。食用や生薬として利用され、中国の薬用の防風に似た効果がある。日本全土や東アジアに分布し、茎頭に白色の小花をつける。花期は6〜7月で、夏には葉が黄色くなり、食用として利用される。俳句では春から夏にかけての季語として用いられる。"