燗酒


生活

  • よみ : かんざけ
  • 季節 : 冬の季語
  • 四季の節気 : 三冬
  • 時期 : 11月7日 ~ 2月3日 頃

"燗酒(かんざけ)は冬に体を温めるために熱く燗をつけた酒であり、江戸時代から一般的になった習慣。熱燗や燗冷ましもあり、暖房器具がなかった時代、燗酒で暖を取ることが一般的だった。燗酒は日本酒の特徴の一つで、平安時代から存在しており、庶民の姿が俳句で歌われている。江戸時代後半に燗徳利が酒席に登場し、一年中燗酒を飲む習慣が根付いた。燗の温度によって酒の種類が異なり、酒質の悪さを隠すために温める方法もあったとされる。"