生活
"炉明(ろあかり)は冬の季語で、囲炉裏の火の仄かな明りを指す言葉です。炉を囲んで昔話や語り合うことを炉話(ろばなし)といいます。また、冬の初めに炉を整えることを炉開くと言い、春になると不要になった炉をふさぐことを炉塞ぐ(ろふさぐ)と言います。囲炉裏は薪や炭を焚いて暖を取る場所であり、同時に煮炊きも行われる便利な設備です。炉の火を燃やしたり香をたいたりする設備や器具を指し、暖炉に近いとされます。炉明は冬の暖かさとぬくもりを象徴する言葉として用いられています。"