生活
"組上絵は、江戸時代から明治時代にかけて子どもたちに親しまれた紙工作遊びの一つで、切り抜いて組み立てることで立体的な情景が楽しめる。夏に家々で飾られることから夏の季語にもなっている。組上絵作成能力を持つ学芸員は珍しく、作品は立体的になりながらも細かい部分まで再現される。海洋堂が所蔵する美似コレクションでは、組上灯籠や板組上灯籠などが展示されている。組上絵は、紙のジオラマとも言える作品で、日本の伝統的な生活文化やミニチュアに情熱を傾けた営為を考察する貴重な機会を提供している。"