植物
"穭田(ひつじだ《ひつぢだ》)は秋の季語で、稲刈り後に刈株から伸びる細い茎を指す。穭が出た田を穭田といい、時に花をつけ穂を垂らすこともある。俳句においても、「ひつぢ田となるまで雨のいくたびか」「ひつぢ田に真雁の声の揃いたる」といった季語を使った句が見られる。言葉の由来は、穂穭(ひしち)とも呼ばれる稲の残穂から。"